Greeting -ご挨拶-
21世紀の医療現場には、これまで人類が築いてきた英知が結集されています。
最先端の医療器具と薬剤を駆使した治療を行うことで、多くの不治の病が克服されてきました。
しかし、これらの治療法を駆使してもいまだに治療することができない疾患が数多く存在します。
私は、1998年から2008年まで重症心不全の脳死心臓移植医療に携わり、多くの重症心不全患者の死に立ち会いました。
特に、当時は小児心不全に移植の選択肢がなく、患者や家族を前にしてただ無力であることを悔いました。
その後、同様の経験を積んだ医師たちと難病研究に邁進し、複数の難病治療薬の開発をすすめてきました。そしてこれらの薬剤を一刻も早く世に届け、また新たな難病治療薬を開発するためにCiMLを設立しました。
”難病の子供たちを絶対に救う“ それがCiMLの原動力です。
本当に有効な治療法の臨床応用のみを目指す純粋な企業としてあり続けたいと思っています。
シムル創業者 髙島成二
高島成二
大阪大学 生命機能研究科 教授、大阪大学 医学系研究科 教授
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